リハビリ
当院のリハビリテーション科では、専門医と理学療法士が密接に連携しながら、患者さんそれぞれの生活や行動などにあわせて、適切なプログラムを組んでリハビリテーションを行っています。思わぬ怪我や故障は適切な治療とリハビリテーションを行うことで機能の改善や回復を図ることができます。疾患やケガなどで普段の日常動作が困難になることや、加齢による筋力低下や痛みがある状態を放置してしまうと、関節や筋肉は徐々に固まり可動域が狭くなり、またさらに筋力も落ちていきます。
治療だけでなく、リハビリテーションを適切に行うことで、怪我や故障などからの回復や日常復帰を早めることができます。患部の筋肉や関節が本来どういう動きをしていたのか、どういう使われ方をしていたのかなどを考慮しながら、最大限の機能回復や改善を目指してリハビリテーションを行うことが大切です。
病気、怪我、故障から日常生活への復帰でお困りの方は、当院までお気軽にご相談ください。
マンツーマンのリハビリ指導
リハビリテーションは、患者さんと理学療法士がマンツーマンでコミュニケーションを取りながら行うことで、適切な効果を得ることができます。
当院では、同じ患者さんには毎回同じ理学療法士が担当するように、完全予約制を採用してスケジュールを組んでいます。その為、毎回コミュニケーションの取り直しというようなストレスもなく、また予約制なのでお待たせすることもありません。
専門医が毎月の診察によって、患者さんの状態を正確に把握した上で、理学療法士を指導しプログラムを更新していきますので、更にリハビリテーションの効果を最大限に高めることができます。
なお、運動療法へ健康保険が適用できる期間は原則的に150日(5か月間)までとなっています。
当院では、その間定期的にご来院いただき、効果的なリハビリプログラムを行います。その後はご自分でできるストレッチや筋トレなどの方法を分かりやすく指導していますので、ご自宅などでセルフケアを行ってください。
理学療法士について
理学療法とは、怪我や故障、加齢、生まれつき等の原因によって、体の機能に障害をもつ人の機能回復や悪化の防止を目的として体と心の両面から運動療法や物理療法を行う治療法の一つです。この治療を行うことができるのが理学療法士となっています。
理学療法士は、体の構造や機能、動作などに関する深い知識をもって、患者さんそれぞれに応じて治療やリハビリの為のプログラムを組みます。また、そのプログラムにあわせた運動療法や温熱や電気などを利用した物理療法を行い、機能回復や予防の為の日常生活上のアドバイスから社会や競技生活への復帰、自立の支援などのサポートも行う、まさにリハビリテーションのプロフェッショナルとも言える存在です。
理学療法士保有資格、学会関連、執筆etc
<保有資格>
- 認定理学療法士(スポーツ)
- 認定理学療法士(運動器)
- 3学会合同呼吸療法認定士
- Mulligan Concept認定理学療法士
- 一般社団協会mysole協会 mysoleベーシックマイスター
- norokka こどもの骨盤クッション アドバイザー
- 日本コアコンディショニング協会ベーシックインストラクター
- キネシオテーピング認定トレーナーCKTT
- 日本赤十字社救急法救急員
- スポーツリズムジャンプ ディフューザー
- 日本スポーツ協会 公認スポーツ指導者
- NASM PES
<執筆>
吉田一也、隈元庸夫(偏):病態動画から学ぶ臨床整形外科的テストー的確な検査法に基づく実践と応用ー.ヒューマンプレス,2021.第三部分担執筆
当院のリハビリテーション
運動療法
運動療法とは、ストレッチなど体を動かす運動を行うことで、身体機能の改善や悪化の予防につなげることを目的とする治療法です。
筋肉をバランス良く強化し、柔軟性を高めることで、関節など体への負担が軽減され、再発の予防にもつながります。
これまで運動療法といえばこのような外科的な障害に対するアプローチが多かったのですが、近年では、例えば有酸素運動によって体脂肪を燃やし生活習慣病の治療や予防につなげるなど、内科的アプローチにも利用されるようになっています。
ただし、運動療法は適切なプログラムのもとで行わなければ逆効果となってしまう側面もあります。当院では、医師との綿密な連携と定期的な診断により、患者さんそれぞれに合わせた適切なプログラムを組んで治療にあたっていますので、安心してご来院ください。
物理療法
マイクロ波や近赤外線などの温熱治療や寒冷治療、低周波などの電気的治療、牽引など物理的な方法で外傷などの治癒を促したり、筋肉や腱などの柔軟性を高めたりすることで、障害や故障を回復・緩和する療法です。
牽引治療
専用の機器を使って、頸部や背中、腰の痛みを緩和します。牽引し緩めることの繰り返しにより、筋肉や脊椎の緊張を緩和することにより痛みの改善や、再発予防などの効果が期待できます。
スポーツフィットネス
当院では、小学生~高校生を対象として、
スポーツ障害に対する知識やパフォーマンスの向上を目的とし、スポーツフィットネスを行っております。
詳しい詳細につきましては、スポーツフィットネス特設ページをご参照ください。